中古マンションを売りに出してみたけどなかなか売れなくて困っている、という人もいるのではないでしょうか。

そろそろ値下げをしないと売れないかもな、と考えている人もいるかもしれません。

この記事ではそんな人に、中古マンションを値下げする前に必ず確認すべき3つのことを解説していきます。

1.販売状況の確認、案内は入っているのか

まずはじめに確認しておきたいことは、物件の反響と案内状況の確認です。

内見希望者や売却を依頼している仲介会社以外の仲介会社からの問い合わせが、あるのかないのかを確認します。

問い合わせがある場合

不動産業者や一般ユーザーからの問い合わせがあるのに、案内に繋がっていかない場合はその理由を確認しましょう。

どういった内容で内見に繋がらないのかを知っておけば、その内容によっては対応が出来ることもあります。

例えば、内見希望者はいるのだが、売主とのスケジュールが合わないため、内見に進めない、などの理由だった場合は、機会損失で売却に繋がっていない可能性があるため、内見のスケジュールが合わない場合は、売却依頼している仲介会社に鍵を預けて立ち会ってもらい、内見者の予定に合わせられれば機会損失も少なくなります。

また、問い合わせがあったとしても質の低い問い合わせだと、なかなか内見につながりません。

ポータルサイトによっては問い合わせてきた人の名前とメールアドレスしかわからない場合などもあり、メールを返しても返信がなければ内見に繋げられません。

冷やかしのような問い合わせもあるので、ちゃんとした問い合わせが、あるのかないのかを確認しましょう。

問い合わせがない場合

物件に問い合わせがない場合は、まず広告の内容を確認してみましょう。

ちゃんとポータルサイトに物件が登録されているかを確認して、もしも登録されていない場合は仲介会社に登録してもらいましょう。

なにか理由をつけてポータルサイト等に広告掲載してもらえないような場合は、媒介を依頼する仲介会社を変えてみるのもいいと思います。

また、物件は掲載されているのに反響がない場合は、掲載内容を確認してみましょう。

ポイントは綺麗に撮影された写真が使われているかどうかです。

不動産サイトを見ている人が良く見たいのは物件の写真です。

写真を掲載していても、物件のことがよくわからない写真だったり、掲載枚数が少ないと反響は悪くなります。

居住中の状況で部屋の中の写真を載せるのは抵抗ある人が多いと思いますが、部分的にでも載せておくのが効果的です。

あと、部屋から見える景色はみんな気になります。眺望が悪く、あえて載せていない場合もあると思いますが、そうではない場合、積極的に掲載したほうがいいです。

またマンションの外観も写真の撮り方や天気によっても物件の印象は変わってくるので、晴れた日に良いアングルで撮影したものを掲載したほうが良いです。

外観の良いマンションなのであれば掲載するに越したことはありません。

2.以前内見した人の中に購入検討者はいないか

案内が結構入っているのに、その人がその後どうなったのか聞いていないな、という状況の人もいるのではないでしょうか。

売却の依頼をしている仲介会社のお客さんであれば検討しているかどうかの動きは把握しやすいと思いますが、他仲介会社のお客さんが前向きに検討しているのかどうかは動きが読みにくいので、値下げをする前に購入を検討してくれていないか確認しておいたほうが良いです。

もし、他仲介会社のお客さんが購入を検討しているのに、そのお客さんが検討中なことを知らずに値下げをしてしまったら、値下げ後すぐに購入の意思を固めて購入申込みをしてきた場合は、もしかしたら値下げ前の金額でも購入してくれていたのかもしれません。

このような場合では、購入を検討しているかどうかをちょっと確認をしておくだけで、値下げ前の金額で売れていた可能性があるわけですから、値下げ前に購入を検討しているのか否かを確認しておかない手はありません。

3.室内の状態はきれいに保たれているか

売りに出してから時間が経ってくると、物件を売りに出してすぐの頃は部屋を綺麗にするように心がけていたけど、最近はあまり意識していない気がするな、という人もいるのではないでしょうか。

居住中で売却活動をしている人は、この部屋を買う人の気持ちになって再度部屋の中を見回してみてみると良いかもしれません。

築年数などにもよりますが、購入検討者はリフォームの予算があまりない人や、そのままの状態で住もうと考えている人もいます。

そういった人は購入検討エリアの中でもなるべく室内の状態がいい部屋を選ぼうとするはずです。

そういった人には購入後の生活がイメージできたほうが感度が出て、前向きに購入を検討してもらえるかもしれません。

空室の状態で売りに出している人も同じで、しばらく部屋の状態を確認していないのであれば、一度現在の部屋の状態を見に行くのも良いでしょう。

もしも部屋の中に荷物が残っていたりするのであれば、値下げをする前に部屋をカラにして様子をみてみるのもいいかもしれません。

物件を見に来た人になるべく良い印象を持たれるような状態を保つことも大切です。

まとめ

ここまで「値下げをする前に必ず確認すべき3つのこと」を解説してきました。

物件がなかなか売れなくて困っている人は、この記事で書いたように、「販売状況や案内結果をよく把握し、内見をした人の中に購入を検討している人がいないかを確認して、物件をきれいにキープし、部屋を見た人が新生活のイメージがしやすい状態にしておく」ことを値下げする前にしっかりと出来ているか確認しておきましょう。

上記の内容など、売るために必要なことをやったうえで、それでもダメな場合は値下げをしていくしか売る方法はありません。

逆にエリアの相場が下がってきている局面で、変に価格を維持して長い時間が経過してしまうと、成約するまでの時間が余計にかかり、早期に値下げしていた場合よりもさらに成約価格が下がってしまう場合などもありますから、全体的像を考えながら、適切に対応していくことも大事です。

物件がなかなか売れなくて困っている人は、ぜひこの記事を参考に売却活動をしてみてください。