これまで色々と中古マンションの事も調べて、物件も何件か見てきた中で候補に残している物件は幾つかあるけど、どの物件に決めようか。と物件探しの終盤に差し掛かってきた人もいるのではないでしょうか。

そんな折に、内見中この物件は「今決めないと無くなります」なんて言われたら、この物件を購入したほうがいいのか、前に見た物件ではそんなことを言われなかったのに、なぜこの物件は今決めないと無くなってしまうのだろう、と疑問を抱く人もいるかもしれません。そのような状況に遭遇した場合でも対応出来るように、その言葉は本当なのか、不動産会社が物件を売りたいから言っているだけではないのか、この記事を読んでしっかりと心構えを整えておきましょう。

今決めないと物件が無くなる状況とは

”今決めないと物件が無くなる”という状況とはどんな場合なのか解説していきます。

他のお客さんから具体的な交渉が入っている

今決めなければその物件が無くなるという状況を考えると、その物件を他のお客さんが具体的に購入を検討している場合がその物件が無くなる可能性の一つです。

他のお客さんが具体的に売主と交渉をしている場合、そのお客さんと売主の間で契約条件が整ってしまうとその物件は購入出来なくなる可能性が高くなります。

しかし、話の結論が出る前であれば、しっかりとした購入の意思と、先に交渉しているお客さんよりも売主にとって良い条件が提示できれば、そのお客さんをまくる(優先順位をひっくり返す)事が出来る可能性が高くなります。

古いやり方をしている不動産会社の場合は”番手”といって、購入申込書をはじめに入れた人が「一番手」、となる場合もありますが、最近では契約条件がいい人を”一番手”として優先する業者が多いです。

契約条件を優先する業者では、そのような状況の場合”今決めないと物件が無くなる”可能性が高いと考えられます。

人気物件で滅多に売りに出てこない

人気物件で今決めなければすぐに他の購入希望者が現れてしまうような物件も”今決めないと無くなる”物件となりえます。

自分が物件探しをしている時期に滅多に売りに出てこない物件が出ていたらラッキーです。

もちろん”人気物件”だとしても自分が気に入らなければ意味はありませんが、そんな物件は売りに出てきたら購入しようと狙っている人もいる可能性があるため、その時に決めなければすぐに売れて無くなってしまうかもしれません。

価格が明らかに安い

価格が明らかに安い場合も”今決めなければ無くなる”物件となりえます。

”価格が安い”といっても一概には言えませんが、不動産業者から見て”安い”という物件だった場合は他に購入する人がすぐに出てくるだろうという感覚から”今決めなければ無くなります”と言っているのかもしれません。

そんな物件は”お買い得”な物件となるかもしれないので、検討してみる価値はあります。

自分がその物件をほしいと感じたか

前の章で”今決めなければ無くなります”という物件はどんな状況の物件なのかを解説しましたが、自分がその物件を欲しいと思わなかったのであれば検討する必要はないかもしれません。

しかし、様々な理由で物件の購入に踏み切れていない人はそんな”今決めなければ無くなる”物件を第一候補に検討してみるのもいいと思います。

いくつか候補があってどの物件にするか決めきれていない人の場合

最終的にどの物件を購入するかで迷っていて結論が出せずにいる人は、そんな”今決めなければ無くなる”物件を購入してもいいかもしれません。

最終的には購入する物件を一つに決めなければいけないですが、どの物件を選んだとしても購入する前に後悔することはありませんし、実際に購入をし、居住した後でなければ分からないことも多いです。

検討している物件が横一線となっていて決め手にかけている人は、少し横暴な言い方をすると、その検討している物件の中からどれを購入したとしても実際に住み始めればどれを買っても結果は同じとなる可能性が高く、住み始めて少し時間がたてば他に検討していた物件のことなど忘れてしまう人は多いです。

”今決めなければ無くなります”と言われた時にはその物件で踏ん切りをつけるのもいいかもしれません。

物件を探し始めてからなかなかいい物件に出会えていない人の場合

探し始めてから色々と物件を見てきたけど、なかなかいい物件に出会えないな、と思っている人が、「少しいいかもしれない」と感じている物件で”今決めなければ無くなります”と言われた際はその物件を具体的に検討してみてもいいかもしれません。

もしかすると探している物件の条件が厳しすぎて希望に沿う物件があまりないのかもしれません。

そのような人の条件に当てはまるような物件は、他で物件を探している人にもぴったりとなっていることもあります。

そんな人は物件毎に購入する、しないの判断をしていくと結論を出しやすくなるかもしれません。なかなか前向きに物件を検討できない人は、購入しないと判断した物件のどの箇所がどうだったらよかったのかを考えていくと、自分に合った物件を探しやすくなります。

結論を出すのに時間をかけすぎると、やっと出した結論が「購入する」になった場合でも、すでにその物件はなくなってしまっているかもしれません。

他に良いと思っている物件がないのなら購入を

あまり売り物の出てこない人気物件や割安な物件は次にいつ売り物が出るかわかりません。

他に検討する物件もなく、エリアの変更なども難しい人が物件探しをしている状況で、”今決めないと無くなります”と言われた場合は、その物件が無くなってしまうと本当に次にいつ条件の合う物件が出てくるかわかりません。

場合によってはもう二度と出てこないかもしれません。

そのような状況で内見をしているときに言われたのであれば、購入を前向きに検討するのが賢明でしょう。

その状況で購入の決断が出来なかった場合は、その先いくら物件を探してもお気に入りの一件は見つけられないかもしれません。

今まで物件を購入してきた人たちを見ていると、買って後悔している人はあまり見かけませんが、買わなかった人で「あの時あの物件を買っておけばよかった」と言っている人のほうが圧倒的に多いように感じます。

まとめ

中古マンション探しをしていて、内見中に”今決めないと無くなります”と言われたときの考え方を解説してきました。

物件がいつか売れて無くなるのは当たり前ですが、すぐに売れてしまう物件もあれば、なかなか売れない物件もあります。

みなさんが購入したい物件はきっと”すぐに売れてしまうようないい物件”だと思いますので、そのような物件に出会えたときはスピードが勝負となります。

前に書いたように、もしそういったすぐに売れるようないい物件に出会えた場合は価格交渉など入れずにすぐに購入を進めるのが賢明です。

もしもそのような物件に交渉を入れたりすると他から満額で話が入れば、あなたはその時点で”二番手”となり、購入出来る可能性はほぼ無くなります。

”今決めないと無くなります”と言われるような物件をまとめると
  • 他のお客さんから具体的な交渉が入っている
  • 人気物件で滅多に売りに出てこない
  • 価格が明らかに安い

上記のような物件に出会えたときは”今決めないと無くなる”かもしれませんので、購入を検討する場合は結論を急ぎましょう。

ぜひこの記事を参考に物件選びをしてみてくださいね。