物件を売りに出してからしばらく経つのに、なぜか内見が入らなくて困っている、という人もいるのではないでしょうか。

思い当たる節がある人もない人もこの記事を読んで、その原因を探してみましょう。

売りに出している物件の内見が入らない理由はいくつか考えられるので、その解決策をこの記事で解説していきます。

販売価格は適正か

基本ではありますが、販売価格が相場よりも高いと内見は入りにくいです。

高値で売りに出して様子をみたい気持ちはわかりますが、その物件の相場よりも高い希望価格で売り抜けるのは現実的には厳しいです。

中古マンションの購入を希望している人が、その物件をピンポイントで探してた場合は多少価格が高くても売れる場合もあるとは思いますが、そのような人が現れるのは稀です。

しかしそんな人も全くいないこともないので、売りに出したはじめの1ヶ月だけ、など期間を決めてやってみるのは良いと思います。その後、問い合わせがなかったり、案内が入らない場合は値下げをして適正価格に近づけていきましょう。

期間を決める理由は、物件を売りに出して時間が経ってしまうと、その物件に売れ残りのイメージが付き、売りにくくなってしまうためです。

購入する人も、売れ残りのようなイメージをもった物件は避けていきます。

購入希望者は当然周辺の売り物件も見ている

物件が売れる理由は様々な要因があると思います。

値段が高くても売れる場合もありますし、安くしていても売れないこともあります。

まず値段を高くしていても売れる場合に多いのが、周辺の売り物件が極端に少なくなっているときです。

値段がそのエリアの相場より高かったとしても、そのエリアで物件を買わないといけない理由がある人は買っていきます。

 たとえば購入希望者に子供がいて、その子供が小学校や中学校に入学のタイミングなどは、その学区のエリアで3月ごろまでに購入しなければ希望の学区の学校に入学することができません。

そのほか、親、または子などの近くに住みたいと考えているのに、そのエリアに売り物件が全然ない場合なども値段が高くても売れる可能性があります。

逆に値段を相場より安くしていても売れない場合は、価格帯の近い物件が同じエリアに普段よりも多く売りに出ている場合です。

この場合は買い手市場となるので、購入希望者は条件の良い物件を選んで買います。

良い条件の一つに「価格」が入ってきます。購入希望者は良いものを安く買いたいと考えるので、価格を相場よりも安くしていたとしても、他に売りに出ている物件のほうが安ければそちらを選ぶため、売るのが難しくなっていきます。

そのような状況では、売りに出ている他の物件と比較して有利な状況を作らなければ内見にも繋がっていきません。

スーモやアットホームなどのポータルサイトに掲載されている広告を確認する

自分の物件がスーモやアットホームなどのポータルサイトで、どのように広告されているか見てみましょう。

リフォーム済みの空室物件は別として、他のライバル物件の掲載写真と比較してみましょう。

ライバル物件と比較した時に、自分の物件のほうが掲載写真が良くなかった場合、購入希望者は良い印象のライバル物件に問合せをして、こちらの物件を見に来なくなるかもしれません。

室内写真を撮影するのは仲介会社の仕事ですが、その撮影された写真を一緒に確認して、その中からどの写真を使うか担当者と一緒に打ち合わせをすると良いかもしれません。

他の記事でも書きましたが、自分が居住している部屋の室内写真をインターネット上に掲示するのには抵抗がある人が多いと思います。しかし室内写真の掲載が一切無いと、人に見せられないほど室内の状態が悪いのかもしれないと、想像する人もいます。

そう思われてしまわないために、一時的にでも部屋をきれいな状態にして室内写真を撮影し、部分的にでも構わないので室内写真を公開したほうが内見には繋がってきます。

仲介会社を見直す

正直、売却を依頼している仲介会社によっても内見の入り方は変わってきます。

中古マンションの売買があまり得意ではない会社もありますし、純粋に担当者の能力が低い場合などもあります。

仲介会社は選べますが、担当者は基本的に選べませんし、たとえ選べたとしてもその担当者が中古マンションの売買が得意なのかどうかは話を進めてみなければわかりません。

中古マンションの売買が得意な会社や担当者を探すには、一括査定サイトなどを活用するのもいいと思います。

一括査定では様々な会社の担当者と直接話しができますので、中古マンション売買の得意、不得意もわかると思いますし、担当者ごとの意気込みなども感じられます。その中から一番しっかりと売却活動をしてくれる人を探して早期売却に繋げていきましょう。

案内が入らなかったとしても購入者が一人いればいい

中古マンションの需要がそもそも少ないエリアだったり、そのマンションの人気の有無や価格帯、売りに出した時期などによっても内見の入りやすさに差が出てきます。

物件によっては、「適正価格で広告掲載もしっかりと行い、仲介会社と担当者は中古マンションの売買が得意で、売却活動をしっかりやっていた」としても内見が入らないときは入りません。

私も仕事で、販売している中古マンションの在庫を常に数件抱えていますが、上記の内容をしっかりやっていてもしばらく案内が入らない物件は出てきます。

内見が全然入らなくてイライラしたり焦ったり、不安な気持ちになったりすることもありますが、経験上やれることをしっかりとやって、それでも反応がないときは静観するのが吉です。

内見はあくまで物件を売るためのプロセスであって、仮に内見が月に20件入っていたとしても売れなければ意味がありませんし、逆に内見が3ヶ月で1件しかなかったとしても、その一人が購入してくれたのならそれで良い訳です。

売りに出している物件に内見が入らなくて困っている人は、ぜひこの記事を参考に内見に繋がるよう改善できる点があれば改善を行い、物件を売りやすい状態に整えて早期売却を目指していただければ幸いです。